ソロキャンプの健全な普及に努めます。

初心者の部屋

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ここでは、ソロキャンプに慣れていない人やこれから始める人のための基本的な情報を「心得」や「Q&A」という形でお届けします。
ここに掲載されていない疑問はFacebookの「日本単独野営協会-ソロキャンプグループ」で質問投稿をしていただければ百戦錬磨の先輩方が様々な角度から親切に答えてくれます。


尚、場所限定、土日祝日限定となりますが、初心者のソロキャンプに付き添うプランもご用意しておりますので、詳細は以下ご確認ください。
https://tandokuyaei.com/?page_id=638

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<日本単独野営協会の考えるソロキャンプ心得>

一、準備・情報収集・安全確認は怠らない

・野営に向かう際は、持ち物はもちろん、水道やトイレの有無、現地の天候や川の増水、高波、野生動物の目撃情報、土砂崩れの発生有無、携帯電話の電波状況などを入念にチェックしましょう。インターネットで、キャンプ日前後の天気予報確認や行き先の野営地名で検索をすれば必要な情報を得ることができますので、面倒臭がらずに毎回キッチリ調べる癖をつけましょう。
・行く場所がキャンプ場ではない場合、その野営地は私有地ではないか、キャンプをして良い場所なのか、焚き火をして良い場所なのか、他人から聞いた話ではなく、地権者や管理者に直接問い合わせて、ちゃんと自分で確かめましょう。
・知識はいくら持っていっても荷物にはなりません。日頃から書籍やインターネットでアウトドアの知識を蓄えておきましょう。

一、無理は絶対にしない

・どんなに慣れた人でも自然の力の前では無力です。また、ソロキャンプ(特に完ソロの時)では、怪我や病気は即、命に関わります。何かあった時の唯一の回避方法は「撤退すること」です。天候悪化、怪我、病気、野生動物の発生、川の増水や高波、土砂崩れなどの恐れがあった場合、絶対に軽視したり、無理したりせず、すぐに撤収して帰宅しましょう。
・夏は熱中症、冬は凍死など、命に関わる恐れがありますので、夏場の水分、日よけ忘れや冬場のシュラフ、防寒具忘れなど、自身を守る装備を忘れた場合なども必ず中止するか、一旦自宅に取りに戻るようにしましょう。
・薪割りは怪我のリスクの高い作業です。必ず日中の明るいうちに終わらせておきましょう。
・無理・無茶をすることは「ダサいこと」撤退するのは「勇気のある行動」と覚えておきましょう。

一、周りに迷惑をかけない

・キャンプを楽しむのは自由です。特にソロキャンプではその自由度が格段に増すことでしょう。ただし、自由なことと自分勝手なことは全く違うことだと認識しましょう。
・22時以降は「ジェントルタイム」です。夜中、近くに他のキャンパーが居る所で大きな音で音楽をかけたり、大きな音で楽器を演奏したり歌ったり、大騒ぎをするのはやめましょう。
・深夜の薪割り、ペグ打ちは他のキャンパーさんの睡眠を妨げる場合がありますので極力避けましょう。
・春の河原など、風の強い場所ではしっかりとガイロープを張り、ペグ打ちをして幕類が飛んで他人に怪我をさせたり、他人の幕や車などを傷つけることがないよう配慮しましょう。
・万が一他人に損害を与えてしまった時のために「個人賠償責任保険」に加入しましょう。(自動車保険や火災保険に特約でセットすることができます。)
・車、バイクは自賠責保険だけでなく、任意保険に入りましょう。

一、来た時より美しく

・自分で出したゴミは必ず持ち帰りましょう。
・直火はその後処理の難しさから初心者には向きません。形から入りたい気持ちはわかりますが、まずは焚き火台を使用して焚き火の特性を知りましょう。
・直火を始める場合は、直火に慣れている方と一緒にでかけ、しっかりと後処理の方法を学んでからにしましょう。
・焚き火後の炭や灰は火消し壷に入れるか、水をかけて消火、冷却をしてからゴミ袋で持ち帰りましょう。
・他人が出したゴミであっても、帰りの荷物に余裕がある時は拾って持ち帰りましょう。

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<日本単独野営協会 – 初心者Q&A ->

Q:Facebookで質問をしたいのですが、どのように質問したら良いですか。

A:焚き火台やテントなどを購入する際に「何を買って良いのかわからない」、野営に行きたいけど、「どこに行っていいのかわからない」というのはよくあることです。わからない場合や迷う場合はFacebookの「日本単独野営協会-ソロキャンプグループ」で質問するのが良いと思います。明確な回答を得たい場合は、なるべく詳細に伝えることが大切です。詳細な質問をすれば、より的確な返答を返してもらえるでしょう。

例1)テントが欲しい場合
・やりたいキャンプスタイル
・行こうと思っている場所
・使用する季節
・移動手段
・使用する人数(ソロキャンプのグループなので通常は1名)
・予算(○円以内、なるべく安く、高くてOKなど。)
・サイズ
・色
・材質
・メーカー
・その他の希望(長く使いたいなど。)

例2)野営地に行きたい場合
・移動手段(車、バイク、電車、徒歩等)
・エリア(〇〇県内や関東、東北地方など)
・海、山、川などの希望
・トイレの要不要
・水道の要不要
・近くに買い物する所の要不要

上記の中からできるだけ多くの詳細情報を伝えると、より正確な回答を得ることができます。
逆に手がかりが少なければ少ないほど、的確ではない答えが返ってきます。

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Q:バックパックでソロキャンプを始めたいのですが、何を持っていけばいいですか?

A:行く場所や季節、キャンプスタイルにより大きく変動します。またバックパックという事で状況にマッチした必要最小限の装備が必要です。以下はほんの一例なので、好みのスタイルや要不要は見聞きしたことや自身の体験の中で調整するか、Facebookの「日本単独野営協会-ソロキャンプグループ」で質問すると良いでしょう。

「冬の場合」(1泊想定/服装以外)
<推奨品>
・テント(山岳テントなどの小さいもの)
・パラコードやペグ類(河原立地では鍛造ペグかチタンペグ。プラは避ける)
・ペグハンマー(斧がない場合)
・マット
・シュラフ(冬用)
・シュラフカバー
・ピロー(空気で膨らますもの)
・クッカー
・カップ(直接火にかけられるものが便利)
・カトラリー(スプーン、フォーク、箸など)
・テーブル(フィールドホッパーなどの小さいもの)
・ナイフ
・バーナー(ガソリン、アルコールいずれか)
・ライター、マッチ、ファイヤースチール
・着火剤
・革手袋
・焚き火台(ファイヤーボックスやピコグリルなど小さいもの)
・ 炭ばさみ
・ランタン(小型のLEDランタン推奨)
・ヘッドランプ
・ファーストエイドキット
・ペーパー類(トイレットペーパー、キッチンペーパー)
・カイロ(貼る物・貼らないもの)
・食料
・水
・携帯電話
・モバイルバッテリー(ソーラー充電タイプなら尚良い)
・帽子(ニット帽推奨。耳まで隠れるもの。寒さや落下物から頭を守る)
・合羽又はポンチョ
<選択品>
・ウエットティッシュ
・タープとポール
・ノコギリ
・鉈又は斧
・椅子
・メガネ、コンタクトケア用用品
・温度計
・ クーラーボックス
・その他(タオルや歯ブラシなど)

「夏の場合」(1泊想定/服装以外)
<推奨品>
・テント(山岳テントなどの小さいもの)
・パラコードやペグ類(河原立地では鍛造ペグかチタンペグ。プラは避ける)
・ペグハンマー(斧がない場合)
・マット
・シュラフ(夏用)
・ピロー(空気で膨らますもの)
・クッカー
・カップ(直接火にかけられるものが便利)
・カトラリー(スプーン、フォーク、箸など)
・テーブル(フィールドホッパーなどの小さいもの)
・ナイフ
・バーナー(ガス、ガソリン、アルコールいずれか)
・ライター、マッチ、ファイヤースチール
・着火剤
・革手袋
・焚き火台(ファイヤーボックスやピコグリル等小さいもの)
・ 炭ばさみ
・ランタン(小型のLEDランタン推奨)
・ヘッドランプ
・ファーストエイドキット
・ペーパー類(トイレットペーパー、キッチンペーパー)
・虫よけ
・日焼け止め
・食料
・水
・携帯電話
・モバイルバッテリー(ソーラー充電タイプなら尚良い)
・帽子(つばのついたもの推奨。日差し、虫や落下物から頭を守る)
・合羽又はポンチョ
<選択品>
・ウエットティッシュ
・タープとポール
・ノコギリ
・鉈又は斧
・椅子
・メガネ、コンタクトケア用用品
・温度計
・ クーラーボックス
・その他(タオルや歯ブラシなど)

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Q:ソロキャンプに行きたいのですが、お水はどれくらい持っていけばいいですか?

A:平均的に1泊で3〜4リットルあると良いようなのですが、食事に茹でものをするかどうか、季節(夏・冬)等によっても変わります。また、連泊の場合、夏場は水が腐りやすいので、未開封のペットボトルなら問題ありませんが、自宅で汲んでいく場合は注意しましょう。現地調達できる場合は現地で必要な分を汲んだり購入するなどの対応をお勧めします。
洗い物については、ペーパーで拭き取ったり、そのままビニール袋に入れて持ち帰り自宅で洗ったり、鉄製やステンレス製、チタン製のクッカーを持っている場合は油汚れや焦げなどを焚き火やバーナーにかけて焼き切ってしまうという水の節約方法もあります。
尚、冬場は寝ている間に持参した水が凍ってしまい、朝から水が使えなくなる恐れがあるので、寝る前に水をクッカーなどに移し、そのまま火にかければ使える状態にしてから寝るようにすると良いでしょう。

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Q:バーナーはどれを選んだら良いですか?

A:ガスバーナーは火力も強く、特にCB缶(カセットボンベ)の場合はガスをコンビニでも入手できるので初心者の方には良いと思います。ただし、氷点下になるような冬場には、ガスはその性能を失うため、冬場はガスのみに頼るのは命取りにもなり、あまりおすすめできません。ガソリンバーナーは火力が非常に強く、夏季冬季選ばず安定して使えますが、弱火が出来ないので炊飯には向きません。また、使い始めに時々大きく炎が上がることがあるので、タープ下や特にテントの前室での使用は避けたほうが良いでしょう。アルコールバーナーはガスやガソリンと比較すると火力は弱いものの、夏季冬季選ばず、コンパクトに持ち運びができます。ドラッグストアに行けば燃料用アルコールも売っている他、消毒用のアルコールも代用できるため、便利に使用できます。
それぞれの特性を考え、行く場所や季節に合わせてチョイスすることをお勧めします。

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Q:ソロキャンプ用のテントは何を使えば良いですか?

A:目指しているキャンプスタイルや行く場所、季節によって大きく変わります。テントには3シーズン用(春・夏・秋)と4シーズン用(春・夏・秋・冬)のものがあり、冬場に使用するのであれば4シーズン用を選びます。3シーズン用と4シーズン用でインナーに大きな違いはありませんが、4シーズン用はフライシートに「スカート」が付いており、テント下から冷気が入り込むのを防いでくれます。冬場に使う予定がある場合は4シーズン用のテントをお勧めします。また、タープを使用するかしないかでもテントのチョイスは変わってきます。タープを使わない場合は、前室のあるタイプのテントが良いでしょう。山岳テントはコンパクトで良いですが、全室がなかったり、極端に狭かったりするため、キャンプの場合はタープと組み合わせて使用するのが良いでしょう。インターネットで格安販売しているような1名用のテントは、本当に1人が寝るためだけの大きさである場合が多いため、荷物に余裕がある場合は2名用の物をチョイスしても良いでしょう。詳しい商品名や具体的な用途などが分かればFacebookの「日本単独野営協会-ソロキャンプグループ」で質問してみると良いでしょう。

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Q:ファーストエイドキットには何が必要ですか?

A:季節や行く場所にもよりますが、以下の内容で調整すると良いでしょう。

・絆創膏
・消毒用アルコール
・万能軟膏(傷、やけど薬)
・ガーゼ
・コットンボール
・テーピング
・虫刺され薬
・ポイズンリムーバー
・解熱剤(バファリン、風邪薬等)
・下痢止め
・胃薬
・鎮痛剤(ロキソニン等)
・マスク(保湿、花粉、虫、煙対策)
・エマージェンシーシート
・ハサミ
・ピンセット
・ソーイングセット(服、ザック、テント等補修)
・簡易浄水器(ソーヤーミニ等)
・ホイッスル(自分の位置を知らせるためのもの)

 

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